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現在のイギリス
対外的には二つの世界大戦に参加したイギリスだが、その間に内政面でもイギリス帝国からイギリス連邦への移行を遂げ連合国家となった。またカトリック信仰を基盤とするアイルランドのイングランド政府に対する反発には根強いものがあり、1916年に結局独立を宣言する。1921年の条約で英連邦内のアイルランド自由国として正式に分離を図り、第二次大戦後にはアイルランド共和国としてイギリス連邦から完全に離れていった(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国の誕生)。イギリスに残された北アイルランドではその後カトリックとプロテスタントの紛争が続きアイルランド革命軍( IRA )の温床となっていく。

トニー・ブレア一方、1918年の普通選挙実施により労働党が躍進、1928年には選挙法改正により女性に男性と平等な参政権が与えられた。王室では1952年にエリザベス2世が女王として即位。1979年には西ヨーロッパ発の女性首相サッチャーが誕生し、保守党政権を発足した。サッチャー女史の3選後同じく保守党のメージャー政権が続き、1997年からは労働党のブレアが首相となっている。

また、第二次世界大戦終結から東西冷戦を経て欧州では統合が進み、欧州共同体を前身とする欧州連合( EC )が生まれ、ユーロを通貨とする通貨統合も行われてきた。しかしイギリスは1973年に EC には加盟するものの、ユーロは採用せず自国通貨ポンドの使用を続けている。

2001年に米国で同時多発テロ事件が発生すると、現ブレア政権はアメリカ支持を表明し、これに続くアフガニスタン戦争と2003年のイラク戦争においても英国軍派遣を含め積極的な支援を行った。