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54歳にして、1人でイギリスのホームスティ+文化研修のコースに参加された喜弘さん。30年勤めた会社を早期優遇退職をしたの機に、第二の人生として準備していたガーデニングを学ぶため、本場イギリスを訪れました。現在は日本の園芸会社に再就職し、ガーデニングに対する知識をさらに深めているそうです。今回は、彼がホームスティとガーデニング体験から得たことについて、語ってもらいました。
「イギリスでホームスティするのに、不安がなかったわけではありません。確かに、もともと英語が好きな私は、シドニー・シェルダンの原書小説を全作品読破し、会社でのTOEIC試験のために学習し直した結果、590点をとりました。でも、英会話は全然経験していなかったので、会話には自信がなかったのです。
滞在先は、コッツウォルズにあるEveshamという町。その地方独特の麦わら屋根(thatch)の家で、キャロルとジムの二人暮らしでした。キャロルはリバプールのカレッジで言語学の先生をしていた人で、私の単語の羅列にも一生懸命耳を傾けてくれました。ときに私の英語を修正し、ときにゆっくりと話してくれたため、次第にこちらも落ち着いて文法で会話をつなげられるようになりました。3日目ぐらいには、普通の話ができるようになっていたと思います。
基本的に、スティの午前中は語学レッスン、午後はガーデニングの研修でした。楽しかったのは、彼らの近所にある知り合い宅を訪問し、そこでプライベートガーデンを見たこと。各家庭の庭に対する愛着や、庭の使い方、花の手入れ方法、カラースキーム等について、その家の人たちから直接聞くことができたのが、最大の収穫です。さらに、ガーデンセンターでの植物の種類やディスプレイの仕方を見て、日本との相違を感じました。
キャロルとジムのすてきなところは、パブや町など行く先々でいろいろな人と自由に話しかけ、すぐに友達になれることです。イギリス人のユーモアのセンス、人間愛などを感じ、今の日本が忘れつつあるコミュニケーションのあり方を思い出させてくれる気がしました。
ホームステイを終えてからは、チェルトナムのB&Bで2泊し、レンタカーでコッツウォルズ周辺のガーデン巡りです。レンタカーはヒースロー空港で返して、その後ロンドンで3泊。ウィズリー・ガーデンや博物館めぐりを行いました。
今後は、このスティで知ることができたイギリス人のガーデンへの愛着、撮ったスライド写真などを基に、日本での個人宅の庭やガーデニングのあり方がどのようになっていくのかについて、考えていきたいと思います。
」
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