マーケットにあるたくさんのチーズ。どれから試してみればいいのか、
分からない方のために、簡単なチーズ・ガイドを用意しました。
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■ ケアフィリー Caerphilly
ウェールズの最も有名なチーズ。マイルドで白色。少量の塩分でちょっぴり酸味のきいた味わい。クリーム状となっている。1500年前から作られたウェールズの炭坑で働く人たちが主に食べていた。 |
■ ウェンズリーデール Wensleydale
シトー修道会の僧たちが作り出したウェンズリーデール。彼らが征服王ウィリアム公と共にイングランドにやってきたのは11世紀。1−3ヶ月間熟成させた、比較的若いチーズ。アップルパイなどと一緒に出したり、アフタヌーンティのお供としてぴったりな、マイルドで少し甘味のあるチーズ。 |
■ マイルド・チェダー Mild Cheddar
チェダーは、15世紀から作られ、サマーセットのチェダーの谷で保存されたことで知られている。イングランドを起源にするチーズの中で、最も多く世界中で購入されている。デリケートな味わいのこのチーズは、スムースなクリーム状で、イギリスのりんごジュースと合わせるととても美味。アルコールを飲まない人たちにも最適。 |
■ ミディアム・チェダー Medium Cheddar
6ヶ月以上熟成。スムースで柔らかな味わい。マイルドチェダーと同じく、りんごジュースによく合う。 |
■ 熟成チェダー Mature Cheddar
9‐12ヶ月の間、注意深く設定された環境の中で熟成させたチェダーは、固めでシルクのような舌触り。噛めば口いっぱいにチーズの味が広がる。ちょっと変わったコンビネーションを楽しみたいときは、ギネスビールと合わせるのが可。 |
■ 超熟成チーズ Vintage Cheddar
超熟成だけあって強い味わいをもつこのチーズは、ワインにもよく合う。 |
■ ホワイト・チェシア White Cheshire
英国の土地台帳によれば、ノルマン人女性がこのチーズをつくったとのこと。16世紀に歴史家のジョン・スピードがチェシアはヨーロッパ中で最も美味しいチーズだとも発言している。この頃のホワイト・チェシアは、ふんわりと柔らかく、さわやかな味だったらしい。このチーズ独特の味は、チェシア地方の牧草地が含む塩分が原因。レーズンとよい相性。 |
■ カラード・チェシア Coloured Cheshire
チェシアは最も古いチーズの一つだが、このカラード・チェシアは、古代からある野菜のエキスで魅力的な色彩を放っている。味はほとんど、ホワイト・チェシアと変わらない。 |
■ ランカシャー Lancashire
ランカシャーは、少し塩味のきいたクリーミーで柔らかいチーズ。パンと一緒にトーストするのに適し、グリルするといい具合に溶け出す。このチーズが溶けると、味わいは濃くなり、少し固くなる。熟成3ヶ月のあたりが食べごろ。コーラや、
ソービニヨン・ブランク、ルビーポートなどのワインによく合う。 |
■ ウェスト・カウンティ農場チェダー
■ West Country Farmhouse Cheddar
チェダーの本場は、やはりウェスト・カウンティ! このチェダーのオリジナル産地として指定されているのは、ドーセット、サマーセット、デボン、コーンウェルの四つ。硬質で木の実の味が少しする強めのフレーバー。ウェストカントリーのもう一つの特産物、ドライなサイダーと相性がいい。 |
■ ダブル・グロスター Double Gloucester
ダブル・グロスターは、チーズを転がすという年中行事のために、厚い皮でできた大きな車輪状のものとして作られるのが常。グロスターシャーの丘では、放牧の権利をめぐって、このチーズが転がす競争があったらしい。スムースでバター状のこのチーズは、まろやかな味わい。通常、3、4ヶ月熟成され、ほんのりとオレンジ色を帯びている。 |
■ レッド・レスター Red Leicester
もともとは大きな円盤状の形をしていたこのチーズは、赤褐色。やや柔らかめの味わい。みずみずしい赤は、南アメリカの植物からとった色素のためで、特にビクトリア時代に好まれていたとのこと。3‐4ヶ月の熟成。フルーツ、ときにはビールなどと合わせてみるのもいい。 |
■ ダービィ Derby
スムースでまろやか、とてもマイルドなダービィは、チェダーと似たような味わい。1‐6ヶ月熟成。フルーツ・ジュースなどと合わせるのがマル。 |
■ セージ・ダービィ Sage Derby
緑色をしたセージが入った、セミハード・タイプのチーズ。セージをダービィに入れる習慣は、ハーブが健康増進の効果があると信じられていた17世紀からはじまった。もともとは、一年の作物収穫の時期、もしくはクリスマスのみだったが、今では一年中手に入れることができる。 |
■ スティルトン Stilton
「イギリスのチーズの王様」として知られるスティルトン。ピーターボローから南に位置する村の名前である。しかし、このチーズのもともとの生産地は、18世紀のメルトン・モーブレイ。現在は、ノッティンガムシャー、ダービィシャー、レスターシャーのみでの製造が許可されています。舌触りはスムースで、少し酸味がきいている。デザート・チーズを作るのにも適していて、伝統的には、クリスマスの日にポートワインといただくことが多かったらしい。今では年中手に入るので、濃い目のクリーム・シェリーや甘いデザート・ワインと試す価値大である。 |
■ シュロップシャー・ブルー Shropshire Blue
実はこのチーズ、シュロップシャーとは何の関連もない。もともとはスコットランドで1970年代につくられ、その後レスターシャーに製造地が移動した。製造方法はスティルトンと似ていて、熟成期間は6‐8週間。シャープで強烈な匂いを放っている。アフタヌーン・ティのお供に。 |
■ バクストン・ブルー Buxton Blue
ブルー・スティルトンのいとこであるバクストン・ブルー。濃いあずき色が入ったこのチーズは、噛むほどに味がでるような感じ。冷やした甘いデザートワインと一緒にどうぞ。 |
■ パルメザン Parmesan
パルメザンはイタリア産でお馴染みだが、イギリスでも製造されている。こくのある薄いクリーム色をしたこのチーズは、パスタをはじめとするお料理にも重宝。 |
■ グリュエール Gruyere
スイス原産。イギリスではチェシア州で作られている。噛み応えのある固めのチーズで、強い酸味が好きな人は病みつきになる。 |
■ ブリティッシュ・ブリエ British Brie
「チーズの女王」の異名をもつブリエ。強い匂いを放つ滑らかな肌触りのチーズ。熟成期間は短く、匂いが最高潮に達したときに食べること必須。サンドウィッチにりんごなどと一緒に入れて食べたり、サラダに添えたり、食べ方はいろいろ。 |
■ ブリティッシュ・カマンベール British Camembert
ブリティッシュ・ブリエより少しだけ濃い目。熟成したときには、味わいは深く、形はクリーム状になる。グリーン・サラダなどに添えて。 |