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Pickle / ピクルス

イギリス人にとって、ピクルスは一年中食卓にのぼる人気者。英国版ピクルスは、タマネギ、にんじん、カリフラワー、スウェード(カブと芋の中間のような根菜)等の野菜を、トマトペースト、レモンジュース、マスタード等の様々なスパイスを用いて漬けたものだ。コールドミートやチーズに添えられるか、サンドウィッチのたねに使われるのが一般 的で、パブでは主に「プラウマンズ・ランチ」として親しまれている。

イギリスで最も有名なブランドはCrosse & Blackwell社のブランストン・ピクルス。イギリス国内で消費されるピクルスの約43%を占めており、ピクルスの代名詞化しているのもうなずける。ブランストン・ピクルスは、日本を含め世界約50カ国で売られているが、ピクルスと聞いてマクドナルドのハンバーガーにはさまっているもの(ガーキンと呼ばれる小さなキュウリ)を思い浮かべがちな日本人には馴染みが薄い存在。今回のテイスティングにおいて、ウスターソースやお好みソースを連想した人が多く、お好み焼きなどに合わせれば、関西風の味を手軽に楽しめるのでは、という意見もあった。

 Tesco Value Sweet Pickle
 価格:£    ☆
一口食べて、その酸味の強さに尻込みしてしまう。まるでウスターソースそのものを食べている感じ。野菜の歯ごたえはあるが、その味は酸味にかき消されている。
 Sainsbury's Economy Sweet Pickle
 価格:£    ☆☆☆
かなり甘くてフルーティー。糖分が多いせいか、他の商品よりもべたべたした食感があるが、食べやすいのでピクルス初心者でも大丈夫。
 Crosse and Blackwell Branston Pickle
 価格:£    ☆☆☆☆☆
バランスのとれた自然な味。人工的な甘みや酸味が少なく、食べやすい。さすがに国民の間で支持率が高いこのピクルスは、野菜の粒にしっかりと歯ごたえがあり、おいしい。
 Asda Sweet Pickle
 価格:£    ☆☆
まるで駄菓子のような甘みと酸味は人工甘味料によるものか?と思いきや、そのようなものは一切使用していない、とのこと。しかし食べた直後に感じる後味がいまいち。
 Heintz Ploughman's Pickle
 価格:£    ☆☆
トマトのしつこい甘みと素昆布のような酸味のハーモニーは、この商品独特の味を作り上げている。好き派と嫌い派が最もくっきりと分かれた一品。
 Sainsbury's Sandwich Pickle
 価格:£    ☆☆☆☆
野菜の粒が小さいので、サンドウィッチに塗りやすそう。濃い目の味を好む人には、このたこ焼きソースのようなしつこさが意外と舌にあうかもしれない。
 Pan Yan Original Pickle
 価格:£   ☆☆
野菜の粒は小さく、ふにゃふにゃしている。さらに甘味料が安っぽいコーラのような味をかもしだしている。しかし、その甘さは甘党に受け入れられやすい。
 Ambrosia Organic Creamed Rice
 価格:£    ☆☆☆
野菜の粒は大きめで、歯ごたえもある。しかしタマネギの味が強く、こってりしすぎているため、飽きやすい。サンドウィッチに塗るよりも、チーズに少量添えて食べるのが良い。
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