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イギリスでの結婚式 ブライズメイド&ベストマン制度とウェディングリスト
日本と違って仲人をたてない英国の結婚披露宴。そこで大活躍なのがブライズメイド(Bridesmaid )とベストマン&アッシャー(Bestman&Usher )。花嫁入場時ヴェールの裾を持ったり、新婦のお世話をしたりするのがブライズメイド。大人のブライズメイドは学生時代の友人や姉妹、子供はフラワーガールと呼ばれ姪っ子や友人の子供などでその名のとおり花びらを撒く役目。メイド(Maid )とは未婚の女性の意味なので既婚の女性がこの役割を務めるときはメイトロンオブオナー(Matron of Honour )と呼ばれる。人数も式によって様々だが大人が人2〜7人プラス子供が数人。通常は2、3人。

新郎の横でお世話をするのがベストマンで披露宴ではスピーチも行なう。ベストマンの補佐的役割のアッシャーは会場の案内係など担当で通常数人。男性側もやはり親友や兄弟が務める。10歳くらいの男の子はページボーイとなる。

 ヘンナイト&スタッグナイト
伝統的には式前夜、花嫁は女性のみの友達とヘンナイト、花婿は男性のみの友達とスタッグナイトに繰り出し大騒ぎする習慣。最近の傾向としては、さすがに二日酔いで晴れの結婚式当日を迎えたくないという理由で、結婚前夜ではなく、もう少し前に開かれることが多い。

*ヘン(Hen )とはめんどり、スタッグ(Stag )とはおんどりの意。

これを主催するのはそれぞれブライズメイドとベストマン。なかなかの一大行事で最後の独身生活を大いに謳歌すべく、お酒をこれでもかとあおってクラブで踊りまくったり、女性陣はもうちょっと気取って1泊2泊で郊外のホテルに宿泊フェイシャルトリートメントなどを満喫したりするプランも。ロンドンで大人の女性たちが、皆でおそろいのポンポンつきのヘアバンドとTシャツ姿でソーホーを歩いていたら、まずヘンナイトだろう。たすきをかけていたり、一番変な格好していたりするのが、たいがいは花嫁。

 ウェディングリスト(ウィッシュリストとも呼ばれる)
ご祝儀の習慣がないイギリスでは、ウェディングリストといってカップルが欲しいものをリストにして招待客に送り、その中から選んで贈ってもらうシステム。欲しくないものを頂いたり、同じギフトがかぶったりしないので合理的。最近ではオンライン購入が可能で、アクセスナンバーを受け取った招待客がそこに登録された希望商品の中から贈りたいものを選び、購入すると、自動的にそのカップルのリストからその商品が外され、無料配送されるシステムが大ヒット。キッチングッズやインテリアで人気デパートのジョン・ルイス(John Lewis )が他店の追随を許さない。招待客が買って持って行く手間も省け、花嫁花婿が式当日に沢山のギフトを運ぶ必要もない画期的なアイデア。