イギリス面白ニュース イギリスのトリビア イギリスにお正月は存在するか?
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意外と地味なイギリスのお正月。かろうじて開かれるイベントは、ロンドンのテムズ川沿いなどでの花火とカウントダウン。
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イギリスのトリビア イギリスにお正月は存在するか?
今回から心機一転、「イギリスのトリビア」として、イギリスの知られていない意外な一面、雑学を隔週でお届けすることになりましたhammoです。
第一回のトリビアは、イギリスのお正月について。大晦日、年越しそば、おせち料理、除夜の鐘− 日本では当たり前の年末年始の光景も、ここイギリスでは様子が大分違います。英国ではクリスマスが一年で一番重要な行事といっても過言ではなく、伝統的なクリスマス・ディナーを用意し、プレゼント交換をして家族で過ごすのが習慣。それに対してお正月は、意外と地味であっさりしたものです。
日本でいうお雑煮やおせち料理にあたるような特別な正月料理というのはイギリスには存在しませんし、羽子板、福笑といったようなお正月伝統のゲームもなし(クリスマス料理、クリスマスにするボード・ゲームなどがこれらに相当するといえるかもしれませんが)。冬のセールはクリスマス後12月後半に始まるお店がほとんどになったので、いわゆるお正月から初売りセールをするのはハロッズくらい。もちろん福袋は存在しません。
そして週末にかからない限り、多くの会社は2日から仕事始め。お正月三ヶ日がないなんて、日本人にとっては、なんとなく不完全燃焼な感が否めません。日本では飽きるほど放映されるお正月特別番組も、イギリスではかろうじてBBC(英国放送協会)がカウントダウン番組を放送した程度。
しかし、年末年始らしい行事が全くないというわけではありません。唯一それらしいイベントが、ロンドンをはじめ各地で行なわれる大晦日の花火大会。日本のお正月のように家族行事という感じではなく、主に仲間や友人どうしでバーやクラブのパーティーや広場に出かけてカウントダウンをします。ロンドンでは、テムズ川のロンドンアイ周辺で花火が打ち上げられ、大変な人手でした(2007年は約10万人が集まったそう)。ロンドンの地下鉄はこの日は無料になりますが、イベント終了後混雑のため周辺の駅は閉鎖され、ひとつ先の駅まで数珠つながり状態で歩かされることもあるのでご注意を。
そして年が明けた瞬間は、見知らぬ人にもキスしていいという風習があります(ほっぺたではなく、口に)。その気がない方は、パーティーや広場ではくれぐれも周囲をよく確かめてから、カウントダウンに入ってください!イギリス人同士でもその場の勢いで行動してしまい、「どうしてあの人とキスしてしまったんだろう・・・」と後悔することがあるそうです。
同じ英国内でも、スコットランドでは伝統的に大晦日を盛大に祝う習慣があり、とくにエディンバラでは「Hogmanay(ホグマニー)」と呼ばれる年越しのお祝い行事が繰り広げられます。たいまつを持って街を練り歩くパレード、ライブや大道芸、花火とかなり華やかなイベント。イングランドの花火だけの大晦日では物足りない、年末年始のムードをもっと盛り上げたいという方はこちらへどうぞ。
執筆者:hammo
結論:一応YES。イギリスにもお正月はあるにはあるが、日本と比べると大分地味であっさりしている。