特集
  ホーム特集原マサシ「イギリスを斬る」>ジャムセッション1

 
  イギリスに関する文化、スポーツ、歴史、映画について

事の始まり
はまるロック 1
はまるロック 2
お酒との付き合い方
極私的イギリス人
ローリング・ストーンズ
ジョージ・ハリソン
ジャムセッション 1
ジャムセッション 2
パブ徘徊のススメ

ロンドン @ジャムセッションのすすめ

最初に断っておく。誠に申し訳ないが、この項を御覧になっている方々は、「我々は 勿論音楽ファンである!」ということを前提として話を進めさせて頂く、いえ、進めさせて下さい。

ここ英国はロンドン。当然、皆音楽が大好きである。音楽を楽しもうといった際の醍醐味は、やっぱり「ライブ」ですね。もちろん、既にビッグ・ネームになっ たアーティストの演奏をハマースミス・アポロやブリンクストン・アカデミーに観に 行くのも楽しい。しかし、少しゆとりを持って滞在できるのならば、もう少し小さな ライブハウス(ヴェニュー)やローカルなパブにまで出かけてみてはどうだろうか。 ロンドンでは、いたるところで毎晩のように、粋なロック・バンドやカバー・ バンド(箱バン)、ジャズやブルースの生演奏に触れることができるのだ。  

イギリスには、「犬も歩けばパブにあたる」ということわざがある程(嘘)、街中はパブだらけ。さらに、各地のパブは、少しでも隣の店との差別化をはかりたい、売 り上げを伸ばしたい、もしくはランドロード(この場合、パブの店主、及びマネージャーを差す)がただの音楽好き、といった理由から、バンドに演奏を依頼していることが少なくない。今では「音楽の方がメイン」となってしまったパブや、店の隣に、ステージのあるブースを設けて、壁の向こうは音楽メイン、本来の社交目的(おしゃべ り)の人はバーのあるこっち側、と、上手いことやる店も増えている。実際私も、ヴェニュー以外にそんな感じの所でライブ活動を行ったりしている。各地のこういう店で は、週末、様々なバンド達が熱い演奏を繰り広げている。

と、ここまでは、あなたの手元にあるガイド・ブックにも書いてあると思われる。そこで今回、私が提案するのは、「観ているだけ」では勿体ない。どうせなら、自分もその、バンドのステージに上がって、歌を唄ってしまえ!楽器を演奏してしまえ! そう、参加してしまえ!ということ。まあ、ジャム・セッションというやつである。冗談ではない。な〜に、全然固くなる必要はない。基本的に、来ている人間はほぼ「酔っ ぱらい」であり、「皆で楽しもう」的な考え方なので、何も真剣に構える必要はないのだ。たとえどんな下手くそが演奏をしていても、そこでやんや文句を言ったりしてはいけないのである。あくまで、「楽しく楽しく!」をモットーに!

それではまず手始めに、セントラル・ロンドンにある、誰でも行きやすい(交通、治安、気軽さその他諸々の意味で)ジャム・セッション(基本的にブルース・ジャム)を味わえる店の紹介をしよう。勿論、飲むだけや、観るだけでも O.K(それらの人の方が多数)。しかも、チャージをとる所はウエスト・エンドにはほとんどない。なお、当然だが楽器の弾ける人(弾きたい人)はそれぞれ楽器持参で、ドラムを叩く人でも、 マイ・スティック位は持参しよう。1人でも団体でも、気軽に1杯、のつもりでフラっと立ち寄ってみてはいかがだろうか…。

追伸 ただしいくら安全といっても、振る舞い及び夜道には気をつけて下さい。っ て、当たり前ですよね。

1  | 2