ロンドンの歩き方 博物館や美術館を楽しむ
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ロンドンの博物館や美術館を効率よく無料もしくは半額で回る方法を伝授します。イギリス旅行に欠かせません。
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ロンドンの歩き方 博物館や美術館を楽しむ
ロンドンの楽しみ方・お得な回り方を紹介するこのコーナー。あなたもこれを読んで旅の達人になろう。
執筆者 西村あかね
ロンドンには数多くの博物館(Museum)や美術館(Gallery)が点在している。天井が高く、静かで居心地の良い建物内には、なかなか日常では味わえない本物の「豊かさ」というものが感じられる。
一部の博物館や美術館で入場の有料化が進んでいたロンドンではあるが、一時期、観光客が減少したことをきっかけに、再び多くの館を無料で利用できるようになった。ロンドン滞在中、毎日でも通えるような贅沢ができるのも、この町ならではの楽しみ方のひとつといえる。
しかし、そこは世界中から貴重なものが集まるロンドン。入場無料とはいえ、多くの館では常に維持するための寄付を募っている。素晴らしいコレクションや芸術品に触れることができたら、自然に寄付する気持ちを持てるようになりたい。
それでは、具体的な各館の楽しみ方についてだが、まずは基本中の基本、「自分の目的に合ったものを探す楽しみ」を忘れてはならない。例えば、大英博物館と言えば、ロゼッタ・ストーンやミイラなどで有名だが、実はエジプト、ギリシア、ローマなど、古代文明関連の展示物がもっとも充実している。また、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)と言えば、世界中から収集された芸術的な工芸品や工業製品の展示で有名だが、実はこの博物館の特徴は2つに分けた展示方法にある。
アート・アンド・デザイン・ギャラリーズ(Art & Design Galleries)はさまざまな作品を時代・スタイル別に展示した一般向けコレクション、マテリアル・アンド・テクニック・ギャラリーズ(Materials & Techniques Galleries)は、その中でも特に興味のある分野を、さらに細かく見るためのコレクション、つまりマニアックなコレクションということになる。
これらの特徴は、ある程度は自分で調べることもできるが、直接、各館に問い合わせてみると、さらに詳しく教えてくれたり、時間に合わせた見学のコースをアドバイスしてくれたりもする。
次に、もうひとつの楽しみ方についてだが、まずは館内でお気に入りの場所を見付けることから始まる。自分だけの特等席を見付けたら、ゆっくりとデッサンを楽しんでみたり、のんびり読書を楽しんだりするのもいい。ロンドンでは、多くの人々が思い思いの場所で、「鑑賞すること」と「制作すること」を楽しんでいる。
次は、各館をさらに有意義に利用する方法。まず、たいていの場所にはカフェやレストランがあり、それらの多くはセルフ・サービスであるため、実物を見ながら気軽に注文でき、時間を有効に使えるのが嬉しい。そして、効率的に館内をまわって時間が余ったら、有料の博物館や美術館の閉館前をねらって移動してみてはどうだろう。館によって時間は異なるが、閉館1時間前、45分前、30分前になると、入場料が半額になったり、無料になったりする館も多い。同じサービスは植物園などでも適用されていることがある。
最後に、建物に隣接している図書館などの利用についてだが、大英博物館のグレート・コート(Great Court)内にある図書閲覧室(Reading Room)は、もっとも利用しやすい場所のひとつである。落ち着いて読書をしたいときはもちろん、勉強したいときなどにも、ほとんどの閲覧席にはプラグの差し込み口があり、モバイルパソコンなどのバッテリーを気にせず使用することができる。
改めて周囲を見渡してみると、博物館や美術館だけでなく、町の至る所でゆったりとした時間を過ごしている多くの人々を目にすることができるだろう。せっかくロンドンを訪れたのなら、ロンドンならではの時間の使い方を楽しもう。
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