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イギリス・アイルランドの妖精伝説 個性的な妖精たち
妖精と聞くと、薄物のドレスを着で、背中に羽を持った少女。そんなイメージを持つ人も多いでしょう。しかしイギリス・アイルランドの妖精たちは、各地方によって種類も異なり、さまざまな姿と性格を持っています。美しい妖精だけなく醜い妖精。小人、美しい女性、毛むくじゃら。働き者、いたずら好き、意地悪、気まぐれ……。良い妖精もいれば、悪い妖精もいます。その姿は、私たちの周りにもいるかも?と思ってしまうような個性豊かな妖精たちばかり。是非、お気に入りの妖精を見つけてください。

 レプラホーン(Lepracaun, Leprachaun)
妖精たちの靴職人。赤い三角帽子を被った、老人の小人で、地下の金貨壺に財産を溜め込んでいる。レプラホーンを捕まえて、その財産のありかを白状させると大金持ちになれるといわれているが、途中で少しでも目を離すと、あっという間に消えてしまう。アイルランドの田舎では「レプラホーンに注意(Leprachaun Crossing)」という標識が立っているのだとか。

 バンジー(Banshee, Bean Si, BeanSidhe)
死を予言する妖精で、人が亡くなる前に泣き叫ぶ。長い髪に青白い顔をし、緑の服に灰色のマントを着ている。アイルランドでは、バンジーは由緒正しい家に出るとして、人々は誇りに思っている。スコットランドのベン・ニー「水辺の小さな漕ぎ女」も、死にかけている人の死服を川辺で洗いながら、泣き叫び悲しむ。多くの人間がベン・ニーを目撃する場合、恐ろしい事故が起こると言われている。

 ブラウニー(Brownie)
勤勉な家事好き妖精。スコットランド高地からイングランド全域に住み、毛深い小さな身体でボロをまとっている。毎日少しの食べものを欲しがるだけで、夜の間に家事を手伝ってくれる。しかしマントやフードなど、衣類を贈ると現れなくなる。

 ビクシー(Pixies, Piskies, Pigsies)
コーンウォールの妖精。髪は赤く、鼻は反り返り、とんがり耳で、やぶにらみで、口が大きい。緑の服を着ている。いたずら好きで、旅人を迷わせたりする(ビクシー化かしPixcie-led)。ビクシー化かしを避けるには、コートを裏返しに着ると良いと言われている。家事を手伝ったり、農家で働いたりすることもあるが、衣服を贈ると現れなくなる。

 ゴブリン(Goblins)
人間を恐がらせたり、害を与えたりして喜ぶ。浅黒く、身体が小さいが、力が強い。洞窟や鉱山の地下に住んでいる。トールキンの『ホビット』や『指輪物語』にも登場している。

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