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イギリスのサッカーの歴史

イギリスにおけるサッカーの歴史は、12世紀までさかのぼることができる。ダービィシャーのアシュボーンにて、キリスト教で言うところの「告解火曜日」に行われたボール・ゲームがそれだ。

15世紀終わりには、国王ヘンリー七世は、サッカーを禁止しようとした。その理由については、国王がサッカーよりもアーチェリーが好きだったとか、サッカーに伴う暴力沙汰やアルコール消費の問題が原因だったとか、いろいろな説がある。しかし、実際のところは謎のまま。

でも、こうした国王による圧力があったにもかかわらず、人々のサッカー熱は依然として継続して存在していたようだ。サッカーが現在の方式に近いものとなったのは、19世紀半ばで、サッカー協会が設立されたのは1863年。そうしてサッカーは、イギリスを代表するスポーツの一つとなっていく。この時期、プロのリーグはイングランドとウェールズがあった。スコットランドはそれとは別に連盟をもち、やがてこの三つの地域から出たチームが対抗戦を行ようになった。

1910年にウェストオークランドにて、イングランド北東に位置するダーラムのチームが、初めてアマチェア・ワールドカップに参加。炭坑労働者の集まりだったが、イタリアのチームを見事ノックアウト。しかし、プロのワールドカップに参加したのは1950年と比較的遅い。

ワールドカップで唯一、イングランドのチームが優勝したのは1966年。ファイナルで西ドイツを4対2でくだす。このときのワールドカップの開催国はイギリス本国だから、観衆が狂喜したのは無理もない。翌年はスコットランドのグラズゴー・ケルティックがヨーロッパ大会で優勝。1968年はマンチェスター・ユナイティッドが勝利を獲得する。

1970年代後半から1980年代前半にかけては、イギリスサッカー界の全盛期となる。ヨーロッパ大会でリバプールが4回、ノッティンガム・フォレストが2回、アストン・ビラが一回優勝。その後は暫く冴えない時期が続いたが、1999年にマンチェスター・ユナイティッドが息を吹き返すかのごとく、イギリスに勝利をもたらす。