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ガイドのイアンさんと共に、バーミンガム試合観戦 (2)

イアンさんによると、英国サッカーの観客層は、過去30年で大きく変化したということだ。昔は、サッカーといえば男の人のスポーツで、会場にも女性用トイレもなかったらしい。現在は、家族やカップルで観戦に来る人たちも増え、スタジアムには他の席との間を壁で区切られている「ファミリーボックス」という場所も設けられている。また、以前は休憩時間に観戦席にまでホットドックを販売する売り子がいたが、今はコーヒー、ビールなどを販売するスタンドが並び、ちょっとしたテーマパークのようだ。このへんは、日本の野球場の変化と同じであると言えるだろうか。

レストランの様子
日本選手の引き抜きも?

スタジアムにある3つのレストランの中でも試合会場が一望できる場所で、3コースのランチをとった。前菜もメインコースも選べるようになっていて、サービスも満点。ランチにはAston Villaのマーケティング担当者も加わり、日本のサッカー事情に話が及ぶ。

「日本からの選手をチームに加える予定はありますか?」と聞くと、 「今までアジアの選手がうちのチームでプレイしたことはないけれど、是非チームに日本人が入ってくれたらと考えています。ワールドカップが終わってから特に、日本人の観戦客も増えたのですよ」とのこと。

「稲本選手もロンドンで頑張っていますね。彼はいいプレイヤーですね。」と彼女の口からすらすらと日本人選手の名前も出てきた。

ふと外が騒がしいなと思い窓を覗くと、選手が続々と到着。ぴしっとしたスーツで高級車から悠々と降り立つ選手は、列になって待つファンのもとへサインをしに行く。小耳に入れた話では、選手は遅刻すると1000ポンドの罰金を支払う必要があるらしい。


いよいよキックオフ!

エレベータにのって3階席まで行って外に出ると、あまりの高さに目がくらむ。キックオフの瞬間には、皆が総立ちでチームの名前や選手の名前などを叫び、その熱気はかなりのものだ。白と黒の服に身をつつんだNewcastleの応援団の中には、後半でNewcastleが一点を決めると、12月の寒空にもかかわらず服を脱ぎだし、上半身裸になる人も。


中央上よりに裸のファンを発見!
イアンさんは、こっそり「実は僕はNewcastle出身で、あっちを応援しているんだ」と教えてくれた。 点が入ると服を脱ぐのは、伝統的なNewcastleの応援のしかたとのこと。 Aston Villa側の席にも、彼のような隠れNewcastleファンがいたらしく、ゴールで思わず喜んだファンが、Aston ファンと揉み合いになり退場になるシーンもあった。

驚いたのは、試合が終了する前に、Aston Villaが勝てないとわかると、ファンがぞろぞろと帰り始めたこと。どうやら、チームが試合に負けるのを見たくないというのが、理由らしい。このへんはドライなイギリス人気質を示していると言えるのだろうか。

バーミンガムにあるアストンビラのサッカー場は、
Villa Park, Trinity Road, Birmingham, B6 6HE
チケットの予約や試合日時の確認などは、
http://www.avfc.premiumtv.co.uk/match/view/ticket_information

にて。