アーセナルのチーム創立は 1886年。ウールウィッチの兵器工場に勤める工員達が集まりチームを結成。ワッペンの大砲のロゴはその名残である。 '01〜 '02シーズンには稲本潤一選手が所属。このチームの最初の黄金時代は 1930年代。監督を勤めたバーナード・チャップマン (BarnardChapman)によって築かれた。
後にアーセナル会長も勤めるチャップマンは、中々のアイディアマンでもある。ノース・ロンドン駅の駅名をチーム名に変えることを国鉄に交渉し成功。結果、チームの知名度は上がり、お金をかけずに大きな宣伝効果を得た。それだけではなく、より多くの観客動員を見込める夜間の試合を行うため照明設備をスタジアムに設置したり、遠くからでもどの選手であるかが分かるようユニホームに背番号を入れることを考案したりもした。現在プロ・スポーツでは当たり前とされているものの多くが、チャップマンのアイディアによりこの1930年代に登場している。
さて現在のこのチームはというと、監督は日本人のサッカーファンにもおなじみのフランス人アーセン・ベンゲル (Arsen・ Wenger)。前日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏を紹介したのもこの人だと言われている。ベンゲル監督が就任した 1996年以降プレミアリーグを 3回 ('98, '02 ,'04)、FAカップを 4回 ('98 '02 '03 '05)を獲得。 '03〜 '04シーズンには無敗のまま優勝、という記録も作っている。この強さの源はベンゲルが連れてくる『フレンチ・コネクション』。ティエリー・アンリ (Thierry.Henry)、ロベール・ピレス (Robert.Pires)、パトリック・ヴィエラ (Patric.Vieira)といったフランス代表選手達である。スピードやパワーが強調されるイングランドのプレースタイルに加え、フランス人の持つテクニックを併せ持つ強いチームである。
過去 10年で最もタイトルを獲得したチームであるので当然人気もあり、チケットの入手は難しくなっている。スタジアムの規模は 38500人とロンドン市内では大きいのにもかかわらず、チケットは品薄の状態。チーム側もこの状況を踏まえ、現在 2006年の完成を目差し新スタジアムを建設中である。エミレーツ・スタジアムというアラブの航空会社の名前がついた新スタジアムの規模は 54000人と拡大される見込みでこれにより現在よりはチケットの入手が楽になると思われる。
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