ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne
Westwood)は、イギリスのよき古き伝統とは対極にある過激かつ創造的なブランド。デザイナーのヴィヴィアン・イザベル・スウィア(Vivienne
Isabel Swire)は、外見からして白髪をふり乱したなんとも浮世離れした雰囲気を持つラディカルな女性だ。
1971年にパンクの発祥地として知られるロンドンのキングスロード(Kings
Road)にブティックをオープンして以来、ショップの名前は何度も変わったものの常に新しい概念を展開し、ファッション界に新旋風を巻き起こし続けてきた。
ラディカルな思想をポップカルチャーとして確立させストリートの風をモードへと持ち込み昇華させたのは、彼女の最大の功績といえる。また英国の歴史や伝統を、独特の手法を用いてアバンギャルドなファッションの中に巧みに組み入れるスタイルは、ヴィヴィアン・ウエストウッドならではのテイストの土台となっている。
近年は時代の流れに沿って、パンクや超アグレッシブなスタイルからフェミニンでエレガントなモードへ移行している。しかし、毒の効いた独自のスタイルと洗練された仕立ては変わらず健在だ。
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