こだわりの英国ブランド キンロック・アンダーソン
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英国ではキンロック・アンダーソンといえば、ハイランド・ドレスと呼ばれるキルトとスコットランドスタイルのジャケットを組み合わせた伝統的な男性用フォーマルウエアの代名詞だ
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キンロック・アンダーソン(Kinloch Anderson)
キンロック・アンダーソン(Kinloch Anderson)は伝統と歴史に裏打ちされた英国ブランド。1868年、熟練した紳士服の裁断師であったウィリアム・アンダーソン氏によって、スコットランドの首都エジンバラで創立された。
1935年にイギリス王室のジョージ5世からロイヤルワラント(英国王室御用達の証)を授かって以来英国王室の寵愛を受け続け、現在ではエリザベス女王、エジンバラ公爵(エリザベス女王の夫)、チャールズ皇太子の三方からワラントをいただいている。
長年に渡りスコットランド連隊の制服を製造してきたことでも知られており、英連邦のメンバーであったカナダや南アメリカの軍服も供給していた歴史もある。現在も軍服の製造は続けているという。
しかし何といってもキンロック・アンダーソンが名を馳せているのは、キルトの老舗ブランドとしてである。キルト(kilt)は、メル・ギブソン主演の映画『ブレイブ・ハート』で一躍知られるようになったが、スコットランド高地(ハイランド)の男性が着用する短いスカートだ。英国ではキンロック・アンダーソンといえば、ハイランド・ドレスと呼ばれるキルトとスコットランドスタイルのジャケットを組み合わせた伝統的な男性用フォーマルウエアの代名詞だ。
伝統的なスタイルにこだわるだけでなく、近年はタータンを基調にしたスポーツカジュアルブランドとしての横顔も見せると同時に、レディースのキルトスカートやカジュアルウエアにも意欲的に取り組んでいる。
ここで面白いのは、ライセンス契約を結んだ現地の会社により、キンロック・アンダーソンの伝統と品質に裏打ちされた製品が手軽に供給されているのは、世界でも日本、台湾、韓国の3国のみということだ。
本場英国でさえも、いやむしろ本場だからこそだろう、キンロック・アンダーソンの製品はすべてエジンバラの直営ショップで、もしくはカタログやインターネットを通じてのオーダーメードの形をとっている。サンプルから選んだタータンとデザインの注文を受けてから、1着1着丁寧に縫製されるのだ。
この際、顧客は決められたサイズ表(英国サイズ)から既製サイズを選ぶか、自分のサイズを採寸してテーラーメードとして注文をすることになる。通常発注後4-6週間で仕上がり、世界各国どこにでも発送が可能だ。
日本で誰もが手に入れることができるライセンス物と差をつけたい人は、英国滞在中にエジンバラのショップで生地から選んでオーダーしてみよう。また事前に予約を取ればロンドン市内でもオーダーの相談や採寸を受け付けているので、まずはショップに問い合わせるとよい。気になる値段も、メンズのタータンスラックスが150ポンド(約3万円)から、レディースのキルトスカートは115ポンド(約2万3千円)から、と驚くほど手ごろだ。ただし、伝統的なフォーマルキルトとなると、予算は350ポンド(約7万円)以上必要。
(執筆者:ギャンツ倖起恵)
[ ロンドンのショップ情報 ]
Kinloch Anderson Ltd
Commercial Street
Dock Street Leith Edinburgh EH6 6EY Scotland
Tel (The Office): +44 (0) 131 555 1355
Tel (The Shop): +44 (0) 131 555 1390
Fax: +44 (0) 131 555 1392
オンラインショッピングは
http://www.kinlochanderson.com
から。