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イギリスの初等、中等、高等学校レベルの教育システムの中に「卒業」という概念は存在しない。それぞれの教育レベルの修了時に全国統一試験を受けてそれにパスすることが、事実上の「卒業」に相当する。その代表的なものが上述のGCSEやA
Levelなどの統一試験だ。主な統一試験は以下の通り。
| GCSE(General
Certificate of Secondary
Education) |
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| この試験は「義務教育の修了」を意味し、通常16歳で受験する。14歳からGCSEに向けた2年間のカリキュラムに沿って勉強する。生徒は、最高10科目まで自己選択できる。選択できる教科は、英語、数学、生物、物理、化学の他、フランス語などの外国語科目などだ。試験は、暗記よりも理論的な思考と理解力が試される短い論文形式の解答が主体。結果はA(最高)からアルファベット順に成績順にグレード付けされる。
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GCE-AS(General
Certificate of Education
- Advanced Subsidiary
Level)
GCE-A2 Level(General
Certificate of Education
- Advanced Level) |
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この試験は一般的に「A Level」の名前で呼ばれていて、日本でいう「高等学校」レベルの教育修了資格にあたる。しかしA
Levelの内容は、日本の大学の専門教育初期 課程と同等のことが多い。カリキュラムは通常2年間で、選択できる科目は大変幅広
く、英語、数学などの基本的な科目の他、法律、社会学など専門的な科目もある。基本的にAS/A2
Levelは大学入学のために必須の試験であり、生徒は自分の希望する学部の
入学条件を念頭にしてAS/A2 Levelの科目選択を行う。カリキュラムの1年目が修了した
時点でAS Levelの試験を受け、その成績によってA2
Levelのカリキュラムに進むことが 出来る。試験ではGCSE同様、理論的な思考と深い理解力が試される。結果はA(最高)からE(パス)までアルファベット順にグレード付けされる。
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GNVQ(General
National Vocational
Qualification)/VCE-AS/
A level(Vocational
Certificate of Education
AS/A level |
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アカデミック要素の高いGCSE、GCE-AS/A
Levelに対して、広範囲の職業的知識や技術を学ぶのがGNVQ、VCE-AS/A
levelのカリキュラムだ。教科はビジネス学、旅行観光学、エンジニアリングなど、実務的な要素がかなり強い。
GNVQはFoundationとIntermediate
levelに分かれ、Foundation levelはGCSEのD-Gグレード、Intermediate
levelは GCSEのA-Cグレードに相当する。VCE-AS/A
levelは、GNVQの上級資格でAS/A Level
に分かれ、大学入学資格としても認められている。
ユニット制がとられていて、VCE-AS leveは3ユニットを通常1年で修了、VCE-Aは6ユニットを1-2年で修了する。仕事
をしながらこの資格取得を目指す人も多く、修了年数も個人によって異なる。
(注) イギリス政府は、GNVQを再編成してVocational-GCSE、Vocational-A
Level(以前のAdvanced GNVQ)とすることを検討中。新制度の実施はGNVQ(新名称未定)が
2004年9月、VCE-AS/A levelが2005年9月からの予定。
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| International
Baccalaureate (IB)
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16歳から18歳の生徒を対象とした高等学校レベルの国際的な教育修了資格で、世界各国で認定されている大学の入学資格として採用されている。IBプログラムを持つ学校
は、世界中どこでもスイスのIB本部の作るカリキュラムに沿って教育を行っている。
カリキュラムは2年間で、第一言語、第二言語、基本科学、数学とコンピュータ、芸術、選択科学などの6グループの中から1科目づつ選択。その他コミュニティ活動などの参加も義務づけられる。試験はペーパー試験が中心で、他にエッセイの提出も要求される。
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