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| 食べるべきか否か、それが問題だ |
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日本女性と同じように、セレブリティと呼ばれる有名人がパーティなどにドレスを着て現われる優雅な姿は、イギリス女性にとっても憧れの的。実際にイギリス人のライフスタイルでは、パーティや夜のお出かけなどでセクシーなドレスに身をつつんだり、ホリディ先でビキニ姿になるなど、何かと身体の線を強調することが多く、セレブリティ達と自分の体型を比べてしまう機会がいっぱいある。そのような風潮の中、現在イギリス人女性の8人に1人は、2種類以上のダイエットを行なっているといわれている。 |
このような「ファッションのためのダイエット」が流行する一方で、肥満とそれに関連した糖尿病防止のためのダイエットも、イギリスでは社会的に重要な意味を持っている。実はイギリス人女性の5人に1人、男性の7人に1人が「肥満」のカテゴリーに入り、「ヨーロッパで最も太った国民」という不名誉なレッテルをはられているのだ。また最近では子供の肥満も深刻化していて、「糖尿病患者の増加は子供時代の肥満に原因がある」と訴えている医者もいる。この主な原因は、フィッシュ&チップスやハンバーガーに代表されるこってりとした野菜の少ない食生活と運動不足だ。こうした肥満を原因とする様々な健康障害の治療にかかる社会的な負担は、なんと年間1億7千万ポンド(約3千2百億円)といわれており、国の保健政策予算を年々圧迫している。
「見映えのためのダイエット」から「病気予防のためのダイエット」まで、イギリス人は様々な理由でダイエットに取り組んでいる。この一種の社会現象を受けて、意気盛んなのはダイエット産業。スーパーには「low
fat(低脂肪)」「 low calorie(低カロリー)」を表示した食品が溢れていて、人々は慎重にそれらの食品を選んでいる。ダイエット方式も、カロリー計算に基づく食事制限から断食までありとあらゆる方法が紹介され、本のベストセラーにはいつも何種類かのダイエット本がランキングされている。イギリス人のダイエット熱は高まるばかりなのである。 |
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