イギリスにおけるクリスマスカードの歴史
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イギリスのクリスマスは、日本の正月と同じくらい大事な一大行事となっている。通常は、家族が集まって、ローストターキーやクリスマス・プディングを用意して、お祝いをする。
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クリスマスカード様変わり
クリスマスカードは12月25日までに届くように出そう。受け取ったカードは、部屋の中に飾っておくことが通常だが、1月6日までに片付けないと縁起が悪いと言われている。
投函の目安 :
英国内ファーストクラス 12月20日
セカンドクラス 12月18日
エアメイル(英国−日本) 12月12日
Eメールのある現代のテクノロジーの移り変わりの速度には負けるかもしれないが、
18
世紀はコミュニケーション技術において格別の進化を遂げた時代である。鉄道システムの発達により、遠く離れた土地へも手紙を届けることが可能になった。そんな中で、イングランドではクリスマスカードを送る伝統が生まれた。
ことの始まりは、ヘンリー卿。彼がこの郵送システムを利用して、クリスマスカードを友人たちに送ることを率先して奨励したということだ。これにより 、世界ではじめてのクリスマスカードが作られた。描いたのは、
J.C. Horsley
で
1843
年のこと。裕福な家族がクリスマスディナーで乾杯している姿がリトグラフとなっている。そしてメッセージはお馴染みの
A Merry Christmas and a Happy New Year to you.
このカードはロンドンで、1千枚も印刷・販売された。
クリスマスカードがポピュラーになった大きな理由の一つに、ペニーポスト
(penny post)
であること、つまり1ペニーでカードが郵送できたことがある。また、印刷技術の発達によって、クリスマスカードも様々な種類の絵柄が出てくるようになった。
ビクトリア朝時代初期には、クリスマスカードの絵柄は、キリスト教に関連のある人物、たとえば聖母マリアやイエス・キリストなどの姿が描かれた。でも、カードを送ることがポピュラーになるにつれて、雪や凍った池などの景色やサンタクロースの姿などが登場するようになった。
最近では、ユーモラスなカードも多く見かける。クリスマス前にイギリスを訪れる場合は、カードを販売しているお店やスーパーなどのカードコーナーを覗いてみよう。日本とは比べ物にならないくらい、たくさんのクリスマスカードでにぎわっているはずだ。