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ジョナサン・ロスとマドンナ 夢の共演!?
ジョナサン・ロスは、イギリスでトークショー番組を持つ名物司会者。毎週迎える多くのゲストに対して、歯に衣きせぬ彼独自の口調で、ユーモラスに、鮮やかに、ゲストから迷回答(?)を引き出すテクニックはまさに絶品。金曜日の夜(10.35pmより)に始まるBBC ONEの花形番組に、数年前からロンドンに住んでいるマドンナが出演。1980年代に一度、ジョナサンはマドンナにインタビューしている。その後、彼女の人生は多くの転機を迎え、現在ではイギリスのフィルム・ディレクターであるガイ・リッチーの妻であり、2児の母である。高視聴率だったこの番組放送の一部をここで紹介しよう。

その日のマドンナの衣装は、7分丈のこげ茶色のややアーミースタイルのパンツと、高いヒールのブラックブーツ。そしてシルバーがかったトップとベレー帽だった。髪は落ち着いたブルネット色で、シックな雰囲気をかもし出していた。マドンナは、本来ブロンドではなく、ブルネット色が元の髪色に近いとのこと。インタビューでは、本来の髪色に近い現在のヘアカラーにとても愛着を感じていると、マドンナは語った。もちろん、将来ブロンドに染め直す可能性は否定しなかった。

ジョナサン・ロスのインタビューは、マドンナの私生活にまで及び、夫であるガイ・リッチーとの関係はとても順調のようだ。マドンナとガイとどちらが嫉妬しやすいか、という質問に対して、マドンナはしばし考えた後、自分だ、と答える姿がかわいらしい。また、料理などほとんどしないが、一方で、毎朝の定期的なトレーニングは欠かさずに行うとのこと。ピカソなどのアートにお金をつぎ込み、何十人ものメイドを雇っているという話は、さすがスターと思わせるが、他方で、自分でミニ・クーパーを運転するのが好きだと言うコメントには、ロンドンでマドンナのそんな姿を見かけることができるかも、という楽しい想像をかきたてられる。

1時間に及ぶインタビューの合間に、ニューアルバム「American Life」から"Hollywood"、"Don't tell me"を含む3曲のライブショーがあった。44歳(2003年7月現在)とはいえ、パワフルなマドンナの声がアコースティックの演奏をバックに響き渡る。歌詞の一部を忘れるハプニングがあったが、それもマドンナが私たちと同じ人間であることの証拠。このニューアルバムの歌詞は、マドンナがこれまでに感じてきたことを書いたものだ。

さて、この番組についての感想を、イギリス人に聞いてみた。面白いのは、大体の男性が好意的に受けとめ、マドンナの意外なかわいらしさを語ったのに対し、女性陣は番組でのマドンナは演技をしていると評したことだ。はたしてどちらが本当のマドンナであるか…。それはスター商売につきものの疑問。問わないままにしておこう。
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