イギリスの車 世界屈指のステイタスを誇る英国車
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不動のステイタス
実質上100%英国資本の大型メーカーは姿を消した。しかし世界でも比類のない歴史と多様性、独創性そして技術開発力を誇る英国車のブランド力は、むしろ高まり続けているといえる。
今日、英国には2600万の乗用車が走行しており、2000年以降の販売台数は増加傾向にある。2002年には160万台の乗用車と19万5000台の商用車が生産されているが、その65%は輸出用だ。輸出車の主たるものは新型ミニやジャガー、レンジローバー、ベントレーやアストン・マーティンなどの高級車である。
こうした高級車の生産地として圧倒的な力を持つ英国では、2002年には6万9000台近いコンバーチブル・カーが登録され、この数はスペインやイタリアを大きく上回り、自動車産業大国ドイツよりも高い登録比率を保っている。アンティーク大国らしく、ヴィンテージなどのクラシック・カーも常ににぎわいのあるマーケットであり、各モデルの修理費も年々増加している。
英国は、エンジン生産の中心地としてこれまで以上に注目されており、実際モータースポーツの分野では毎年10%以上の成長を続け、世界市場の80%を超えるシェアを維持している。1959年以降、F1レースで輝かしい成績を収めた優勝マシンの多くに英国製エンジンが使われ、英国でもいまでも11チーム中6チームが活動中で、F1に次いで権威のあるシングル・シータのレーシングカーの75%も英国産である。
スポーツカーに限らず、全体として車両空気力学、流体力学、熱力学といった優れた自動車工学関連分野が根付いているうえに、ケンブリッジなどの燃料電池セクターでは未来型のエネルギー開発への研究も盛んだ。
もともとバックヤードビルダーの手元で数々の名車が誕生してきた国だけに、プロフェッショナルながらアマチュア的なロマンチシズムが垣間見られるのも、英国車の魅力だろう。歴史と伝統と個性、科学技術がバランスよく溶け込んだ英国車の名声は、いまなお世界中の自動車ファンたちの心を捉えて離さない。
英国のF1名門レーシング・チーム マクラーレン McLaren
マクラーレンは1963年にブルース・マクラーレン(Bruce McLaren)により設立された英国のレーシング・チーム。1966年からF1に参戦し、フェラーリ、ウィリアムズと並ぶ名門チームに数えられる。英国人に大変人気があるモデル「マクラーレンF1」(McLaren F1)はマクラーレン社が1991年に発表したスーパースポーツカー。創立者マクラーレンが生前に望んでやまなかった「マクラーレンの名を冠したロードゴーイングカー」を体現した車であり、デザインはF1マシン設計の鬼才ゴードン・マーレー(Gordon Marley)らが手がけた。
http://www.mclaren.co.uk/