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伝説のスポーツカー
  世界初のヴィンテージ・スポーツカー
Vauxhall Prince Henry
ヴォクスホール・プリンス・ヘンリー「ヴォクスホール・プリンス・ヘンリー」は、1911〜1913年にかけてヴォクスホール・モーターズにより製造された世界初の「スポーツカー」。長さ4.05m、重量は1250kg。公式にはCタイプ二分類される、ヴォクスホール20HPをベースにした車である。プルシアのヘンリー王子の名のもとでおこなわれたモーター・トライアルで成功を収めたのち、セント・ペテルズブルグからセバストポールまでの国際レースにおいても好成績を収めた。
  世界のレースで活躍した「カニ目」
オースティン・ヒーレー
Austin Healey
オースティン・ヒーレーウォルズレー社のGMハーバード・オースティンHarvard Austinが1905年に独立創業。世界的ラリーストのドナルド・ヒーレーDonald Healeyが、オースティンのエンジンを搭載したレーシングカーで世界のレースで好成績をあげ、以来「オースティン・ヒーレー」はフロッグ・アイFlog Eye(日本では「カニ目」)として戦後の英国を代表するスポーツカーとして知られた。 同社は1952年にBMC、1968年のBLMC結成に参加して1983年の「モンテゴ」を最後にブランド名が消滅した。
  ミニ・ベースのライト・ウエイト・スポーツカー
マーコス・ミニ
Marcos Mini
マーコス・ミニ英国チャンピオンであるジェム・マーシュJames Marshとカーデザイナーのフランク・コスティンFrank Costinにより1959年に完成した。マーコスの名は"マー"シュと"コス"ティンに由来。「ミニ」をべースにしたキット・カー(組み立て車) として知られ、エンジンもミニのエンジンを使用。1966年のル・マン24時間レースに出場して最下位ながら唯一完走した英国車として伝説となる。1970年代に一時生産中止に追い込まれたが、1981年に製造を再開した。日本では手に入りにくい伝説のライトウェイト・スポーツカーだ。
  激動の時代を生きた庶民派スポーツカー
エム・ジー・ビー
MGB
エム・ジー・ビー「MGB」はBMC傘下のブランドとして、英国に先駆けて1962年にアメリカで発売開始したのを革切りに大ヒット。量産車部品を活用して誰にでも乗れるスポーツカーを追求して、世界市場およびスポーツカー分野の将来を担うものとして注目された。運動性能が高くスレンダーなボディを特徴とする時代を代表するスポーツカーとし人気を集め、1980年に最後のラインを出るまで実に51万台余りが生産された、スポーツカーのロマンを伝えるモデルである。