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「イギリスのロック、特にインディーズ系と呼ばれているものには、リアリティがあるんですよ。いわゆるポップ音楽などの大衆向けを狙ったものとは違い、ストリートで音楽をやっている人たちから生まれた生活感のある音楽だと思うんです。」
「ロンドン、リバプール、マンチェスターなどの大都市から生まれたブリティッシュ・ロックのスターたちは、ほとんどがその地域のライブハウスから出てきた人たちです。日本に伝えられるイギリスのイメージは、王室御用達のハロッズで販売されているような上流のものが多いですが、ブリティッシュ・ロックはそれとは対照的な、イギリスの違う側面を表していると思います。」
確かに、オックスフォードのジェリコ・タバーンでデビューしたレディオヘッドも、伝統ばかりが先に立つこの大学町の、人間くさい意外な側面を反映しているのかもしれない。彼らの最初のバンド名が、金曜日にリハーサルをやっていたことを示すOn
A Fridayとなっているように、レディオヘッドの音楽は、この地の人々の生活を感じさせる部分がある。
「私の場合、高校時代の中頃まで、実はアメリカの典型的なポップ音楽を聴いていたんですよ。イギリスのロックに出会うことによって、音楽が生み出される背景にいる知られざる人々に興味を持つようになりました。」
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堀部美香さん
愛知県出身。慶応義塾大学文学部卒業。1996年4月から2001年7月まで、ワーナーミュージック・ジャパンのインターナショナル(洋楽部)宣伝部門で活躍。その後はオックスフォード大学で一年間、British
Studiesのディプロマ・コースを受講。常に前向きに自分の可能性を探っている美香さんに、ブリティッシュ・ロックの魅力について聞いてみた。 |
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