イギリス・アロマテラピーの簡単活用法
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イギリスが「英国式アロマテラピー」として知られるに至るのは20世紀に入ってからだ。
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アロマテラピーの簡単活用法
アロマテラピーに用いる精油は家庭でも手軽に活用することができる。その反面、精油は非常に濃密な液体ゆえ、使用にあたってはまず以下の点に注意を。
1.
精油は絶対に飲用しない。
2.
精油の原液を直接肌につけない。(ラベンダーとティーツリーはそのまま肌につけても安全だが、粘膜への塗布はしないこと)
3.
アレルギー体質や敏感肌、妊娠中の人は特殊な持病がある人は注意。体質的に心配な場合は事前にアレルギーテストを。
4.
精油の保存期間は冷暗所で約1年、柑橘系のものは約半年を目安に。
自然界からの贈り物である芳香植物の香りを利用し、日々の暮らしを豊かにしてゆったりとした空間や時間を作り上げるための精油活用法。自分のライフスタイルや体調に合わせていろいろ試してみたい。
直接芳香浴
芳香浴は、毎日の暮らしの中でさまざまな香りのある空間作りを行い、香りを楽しみながらアロマテラピーの効果を手軽に取り入れるテクニック。中でももっとも簡単にできるのは、直接精油の容器から香りを楽しむか、ハンカチやティッシュに精油を2、3滴たらして鼻や口から吸入する方法。外出先でも手軽にできる活用法。
蒸気吸入による芳香浴
狭い部屋の中での使用や即効的な効果を求めるときに適する方法。ボウルやカップなどの容器に熱湯をはって、目的に応じて選んだ精油を2、3滴落とす。精油が熱により揮発し、芳香成分が蒸気に乗って室内に広がると共にアロマテラピーの効果を実感。部屋中に立ちのぼる蒸気による加湿効果も得られることから、空気が乾燥しがちな冬場や風邪をひいたときに最適。
スプレーによる芳香浴
スプレー式のエアフレッシュナー(空気清浄剤)を作って空気中に芳香を散布する方法。瞬間的な消臭効果が得られる。気分転換したいときや、部屋、マイカー、ペットなどの消臭、外出時の携帯としても使用可能。作り方は無水エタノール10mlに対して精油を3から5滴加えて混ぜ合わせ、さらに精製水90mlを加えて混ぜるだけ。(精製水、エタノールは薬局で入手可能)
専用器具を用いての芳香浴
専用器具のキャンドル式あるいは電気式アロマポットを用いる芳香浴。それぞれの器具に水を注ぎ、精油を2−4滴加えて加熱し、芳香を焚く。
[レシピ例]
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寝室でよく眠りたい場合は、心身をリラックスさせるラベンダーやカモミール(ローマン)を。
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リビングには比較的好き嫌いのないさわやかな香りのレモングラス、グレープフルーツ、ベルガモットなどを。ペットや喫煙者のいる家庭には、殺菌作用のあるティーツリーや空気清浄作用のあるユーカリピタス、ローズウッドがよい。
・
台所には消臭作用があるが食べ物に香りがうつらない柑橘系のベルガモットを。
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仕事や勉強をする部屋には、集中力を高め能率を上げるローズマリー、ペパーミント、レモンなどが向く。
アロマバス(芳香入浴)
家庭でできるもっとも効果の高い精油活用法。精油を浴槽のお湯に混ぜるだけで、手軽に植物の効能を利用できる。浴槽に浸りリラックスしながら、心身の健康・美容促進に役立つ。アロマバスには、好みで選んだ精油を5−6滴、バスタブに直接入れる。手でよくかき混ぜて精油を均一に分散させてから入浴する。全身浴にも部分浴(足湯など)にも利用可能。
[レシピ例]
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心身のリラックスにはラベンダー、ネロリ、カモミール(ローマン)を。
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肩こりや筋肉痛には、ラベンダー、マジョラム(スイート)がよい。
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シミやしわを取るには、ローズ、ネロリ、サンダルウッドを。
セルフケアのアロマテラピーマッサージ
精油、ベースオイル(グレープシードオイルやスイートアーモンドオイルなど)、容器、メジャーカップを用意する。精油はそのままマッサージに使うには強すぎるので、薄めることが必要。全身用で約20ccのベースオイルに対して精油4−6滴を混ぜる。精油は2、3種類をブレンドして用いるとよい。
[レシピ例]
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首や肩のこりにはローズマリー、ジュニパー、ラベンダー、マジョラム(スイート)などがよい。
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ホルモン系にはカモミール(ローマン)、ローズ、クラリーセージなどを。
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シェイプアップしたいときにはブラックペッパー、ローズマリー、サイプレス、ジュニパーなどがよい。
注:高血圧の人は、ローズマリー、ユーカリピタスを使用しないこと
(執筆者:ギャンツ倖起恵)