交通
主な競技の会場となるオリンピック公園へのアクセスは、これまでのオリンピックで最も便利なものになるようだ。会場への道路は、混雑緩和のため競技者と観客の専用道路となり、他の目的では使用できないようにする。また鉄道は、乗り入れ本数が 10路線。そのうち 9路線はすでにできあがっており、着工中の新路線 (Olympic Javelin Line)は、ロンドンと会場駅 (Stratford International Station) までを 7分、パリまでをわずか 45分で結ぶ。地下鉄も 15秒に 1本の割合で会場に到着、開会式および閉会式当日は 24時間、その他の日は毎日午前2時半まで運行している。また期間中、オリンピック観戦入場券を持っている人は、ロンドン市内の全ての交通機関を無料で利用できる。空の玄関口ヒースロー空港も、ターミナルを増設する予定。
会場と規模
競技会場は全部で 33会場。そのうち18会場は新設され、オリンピック公園とテムズ川地区、中央地区の3地区に分かれる。運営費は 14億ポンド (約 2750億円 )で、東部の再開発地区 (オリンピック公園 ) に 8万人収容のメインスタジアムを建設。また、1万 7800人を収容できる選手村もオリンピック公園に隣接し 26会場が 30キロ以内に位置するという、選手にとっても利便性の高いサイトが誕生する。
オリンピック公園 (メイン会場)
-ホッケーセンター (Hockey Centre) 競技種目:ホッケー。観客数: 2万人収容。
- アクアセンター (Aquatics Centre) 水泳、ダイビング、シンクロ、水球などの水中競技。 2万人収容。
-総合スポーツアリーナ ( Multi -Sports Arenas) バレーボール、バスケットボール、フェンシング、ハンドボールなど。3万4500人収容。
-オリンピッックスタジアム (Olympic Stadium) 陸上競技、開会式、閉会式。 8万人収容。
- べロパーク (Velopark) 自転車競技。 1万2000人収容。
- 選手村 (Athletes Village) 9450 部屋を完備。選手の 95%が徒歩で競技場まで行かれる。
その他、トライアスロンはハイドパーク、テニスはウィンブルドン、ヨットはウェイマス、サッカーは9万人を収容できるよう改修中の新ウェンブリースタジアムなど、ロンドン市内やその近郊にも会場が設けられる。
会場に関する詳細は、以下のホームページを参照されたい。
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/other_sports/
olympics_2012/bidding_guide/4608029.stm
選手村はオリンピック終了後、住居、保育園、小学校などに生まれ変わり、また会場はスポーツ振興に有効利用される。オリンピック開催で、新たに2万人の雇用が見込まれるなど、オリンピックのもたらす恩恵は限りなく大きい 。 |