・Preparatory School (初等教育)
基本的に私立の初等教育機関は「Preparatory School」と呼ばれるが、内容は5歳から13歳まで一貫教育する私立学校や、13-18歳のための学校のジュニア部のような学校、低学年のみ、高学年のみ数年間といった学校もあり多種多様だ。カリキュラムも、国のカリキュラムを参考にしながら独自の方法で進めているところが多い。
・Senior SchoolとSecondary/Upper School
公立学校のシステムでSecondary School進学に当たる11歳からの2年間は、私立学校 ではSenior Schoolと呼ばれるところもある。13歳からの学校システムは、公立学校同様Secondary/Upper School と呼ばれる。
13歳からパブリックスクールのSecondary/ Upper School に入学する場合(公立学校出身者が私立学校へ変更することも可能)、Common Entrance Examinationという私立学校の共通入学試験を受けなければならないこともある。Secondary/Upper Schoolでのカリキュラムは公立学校とほぼ一緒で、14歳からはGCSE受験を念頭に勉強し、16歳で受験する。
高等学校教育の仕組み
イギリスでは日本の高等学校にあたる学校を、公立、私立学校問わずに一般に「6th Form」と呼ぶ。6th Formの主要目的は、A Levelを受験することにあり、その期間は2年間。6th Formには様々なタイプの学校があり、主要なアカデミック科目に限って学ぶことのできる「6th Form」の他、実学的な科目も学ぶことのできる「6th Form College」や「Tutorial College」(私立学校)がある。
A Levelでは、カリキュラムの1年目を修了時にASレベルの試験を受け、2年目の修了時にA2レベルを受けるのが一般的だが、必ず2つの試験を修了しなければいけないという規則はない。大学進学を志す場合は、A2レベルを終える必要がある。
大学入学への道
イギリスの大学教育は「Higher education」と呼ばれ、通常A Levelより上の教育課程を示す。入学は、A Levelの結果に左右されることが大。そのほか、BTEC HND (Higher National Diploma)とFoundation Degreeは学士課程につながる前段階のような資格で、これらのコースを修了すると学士課程に編入を許されることが多い。
Higher ducationの学位(Degree)コースを持つ教育機関はUniversity(大学)や University collageなどが主だが、他にもFurther education collageや王立園芸協会のような団体が独自に学位コースを設けていることもある。この場合他の大学と提携してその大学のプログラムを提供することが多く、学位はその大学から授与される。またイギリスの大学は、唯一の私立大学であるUniversity of Buckinghamを除けば全て公立だ。イングランド・ウェールズの大学の学士課程は通常3年間。